PENTAX P30T
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2019年7月頃、銀座の教会のジャンクコーナーから300円で救出した。電源は入ったのだが、シャッター速度が不安定で、空シャッターを繰り返すうちにだんだん高速シャッターが遅くなり、とても実用になるものではなかったのだが、底板を開け、なんとなくここじゃないかなあ?と思うようなところに希釈油を注したところ、シャッターの不安定は何事もなかったかのように解消し、現役復帰できた。底板を開ける際、どうしても1か所だけねじが外れず、プラスチック製のねじ穴をカッターで広げて、強引に外さざるを得なかったが、実用には支障がない。
AF一眼一眼レフが主流になってからも生産されたP30シリーズの最終型。P30に絞り優先オートを追加したP30nのカラーリングを変えたP30nのマイナーチェンジ機。独特のデザインは、正直好みが分かれるが、使ってみると、グリップの形状も良く、よく手に馴染む。また、シャッター速度ダイヤルに、余計なロック機構が付いてないため、マニュアルとオートの切り替えが煩わしくなく、実に使い勝手が良い。AEロックやプレビューボタンも装備しており、フィルム感度セットを手動でできない、オートの場合1秒より長い低速シャッターはリミッターが掛かって切れないという欠点はあるものの、適度なストロークのシャッターボタンや、軽快な巻上げなど操作感もよく、結構気に入っている。
※装着レンズはSMC PENTAX-M 50/1.4
アルバム: 救出したジャンクカメラたち
タグ: カメラ
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