ヘルプ

淡麗味玉真鯛そば@ウミのチカラ・台東区秋葉原

  • 54

写真: 淡麗味玉真鯛そば@ウミのチカラ・台東区秋葉原

写真: 淡麗真鯛そばの雑炊セット@ウミのチカラ・台東区秋葉原

JAPANESE FISH NOODLE ウミのチカラ
  台東区台東1-32-6 小島ビル1階

 全く予備知識がないお店だが、何らかの機会にBMしていたのを思い出し、小雨降る中訪れた。平日11時半の到着で、まさか口開けの客ではないと思うが先客はゼロ。食べている間に少しずつカウンター席が埋まっていった。船橋市を中心に、千葉県内でラーメン店やダイニングバーを展開する企業が、日本近海の海の幸にこだわった鮮魚系のラーメンを提供するというコンセプトで一昨年の秋に東京進出を果たしたようだ。店頭に写真入りメニューが掲げてあり、それによると魚介鶏白湯らーめんと海老白湯らーめんがレギュラーメニューで、期間限定として淡麗真鯛そばが用意されていた。どれが推しか分からないまま入店し券売機を見ると、最上段は淡麗真鯛そばだったので、その中から味玉がトッピングされ〆の雑炊がセットになったボタンをポチッとな。1030円。なお、淡麗味玉真鯛そば単品では880円だ。
 麺は白っぽいストレート中麺。モチッと軽い歯応えはあるが、それ以上取り上げる点は思い浮かばない。また、スープの味わいにかき消されて、小麦の風味があるのかないのか分からない。ネット情報によればカネジン食品製らしいが、これという特徴がない麺だ。一方、スープは、鯛出汁だがすまし汁のような上品な清湯ではなく、アラ汁か煮付けのように鯛の濃厚な風味と旨味を備えた白湯。しかも醤油による旨味の補完がない塩味だが、ラーメンスープとして十分に成り立っている。詳しい説明はどこにもなく、ただ店頭の限定メニュー紹介に「真鯛100%のスープ」と書かれていただけ。ということは、このスープはアニマルオフということになる。この強い旨味は鯛からだけというのには驚かされる。途中でチャーシューの上に載ったすりおろしのユズをスープに溶き込むと、以降、時々ユズの風味が感じられるようになったのは当然だが、溶き込んだ直後から魚臭さがスーッと消えて、逆に鯛汁の風味と旨味がくっきりと浮かび上がった。具材は、ほぼローストポークと言っていい旨旨な低温料理の肩ロースチャーシュー、色は付いているが実際は塩味で、カツオ風味が固めの半熟の黄身まで染み込んだ味玉、ちゃんと味のするタイのほぐし身、シャキシャキと歯応えは爽快だが青臭さは感じられないコマツナ、それに白髪ネギ、木口切りの小ネギ、風味が思いのほか良い船橋三番瀬産の海苔、糸唐辛子と種類は豊富。
 麺と具材を食べ終えたら、…(雑炊セットに続く)

・お気に入り度:○

アルバム: 公開

お気に入り (0)

まだお気に入りに追加している人はいません。

コメント (0)

まだコメントがありません。最初のコメントを書いてみませんか?

コメントするにはログインが必要です。フォト蔵に会員登録(無料)するとコメントできます。