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痺れる麻辣刀削麺・パクチー入り・中辛@芊品香・千代田区九段下

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写真: 痺れる麻辣刀削麺・パクチー入り・中辛@芊品香・千代田区九段下

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純中国伝統四川料理 芊品香(せんぴんしゃん)
  千代田区飯田橋2-16-4 九段下コート1階

 食べ物ネタでよく見る某サイトで「暫定・日本一ウマい刀削麺」と褒め称えられていたので行ってみた。土曜日の開店直後の11時35分にお店に着くと先客は2名のみ。その後に家族連れやオフィスワーカー、また週末を利用して近隣ビルの工事に携わっているような職人さん達などもぼちぼちと入店していたが、お店は大箱なのでまだまだ余裕だった。お目当ての刀削麺は麻辣、担々、醤油味叉焼の3種類で、いずれも850円。また、小ライスは無料の上、大盛りは+50円、特盛りは+100円と安価だ。どれにしようか迷うこともなく、サイトお薦めの麻辣刀削麺に即決。刀削麺はどれもパクチーの有無を選べる上、麻辣に関しては辛さを小辛、中辛、極辛、地獄の4段階から選択することになる。地獄だけじゃなく極辛も名前からしてとんでもないレベルに思えたので、無難そうな中辛をパクチー入りでお願いした。
 麺は幅が1cmから1.5cmくらいで、長さは数cmのものから十数cmのものまで様々。どれも小麦粉を練った生地から包丁で削ぎ取った証拠に、麺の片側は厚くその反対側は薄く削がれているので、麺の断面は三角形になっている。このため、全体的にはすいとんのようなモッチモチの食感が素晴らしい麺だが、サクッと噛み切れる部分もあれば歯がムニュムニュと入っていくのが実感できるところもあって一口一口が楽しい。また、小麦の風味をしっかり感じることもできるのも好印象だ。スープは唐辛子の辛さと花椒の痺れがほどよく効いた担々スープのようだが、ゴマの風味は有るのか無いのか麻辣味に邪魔されてよく分からない。コク深いものの、見た目と違って案外軽やかな口当たりで、辛さを除けば抵抗なく飲める。シビカラ具合はピリ辛よりも少し強いぐらいと案外穏やかだったので、途中で卓上の具入りラー油を追加して増強した。これなら極辛でもいけそうに思える。具材は、あまりほぐれておらず結構ダマ状になったミンチ肉、茹でキャベツとモヤシにパクチー。キャベツとモヤシは具材であるとともに、モッチモチの麺や刺激的なスープの箸休めとしても有効で、それが思ったよりも多めだったのは有難い。こういうスープにパクチーの相性の良さは言わずもがな。ミンチがたっぷりなのも好印象。
 このメニューには、辛そうで実は辛くない辛モヤシの小皿と、メニューには濃厚杏仁豆腐と書かれているものの実際はミルクプリンが付く。必要があれば小ライスもつけられることを考えると、この値段でこのボリューム、この味は秀逸で、「日本一ウマい」と褒め称えるのも納得だ。

・お気に入り度:〇+

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