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牡蠣とネギ油のまぜつけそば@ビリケン・台東区浅草

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写真: 牡蠣とネギ油のまぜつけそば@ビリケン・台東区浅草

写真: 冷やし中華エース@千里眼(目黒区)・#新宿地下ラーメン・新宿区新宿 写真: 鶏白湯×金目鯛つけそば@かれん・足立区北千住

中華ソバ ビリケン
  台東区雷門2-4-1 岡安ビル1階

 前日に120食ほどの予定で提供された限定メニューだが前日一日では売り切れなかったようで、翌日のこの日も20食ほど提供するとつぶやかれていた。この限定が提供されていることは承知していたものの、かれん@足立区北千住の限定と被ってしまい諦めていたが、食べられるならこれはラッキー。10日ほど前につきひ@江東区亀戸で食べた牡蠣スープ付き煮干油そば(http://photozou.jp/photo/show/3181738/270858917)と同じ、油そばなのににつけ麺用のつけダレも付いたスタイルで、そのまま食べてよし、つけダレに潜らせてもよしと二通りの食べ方が楽しめる。天気が良く風もほぼ無いのでチャリチャリと30分ほど頑張って訪れた。11時15分に着くと3〜4人は待っているだろうなという予想を裏切って店頭には1人しかいない。お店が用意したベンチに並んで座っていると、いつものおばちゃんではなくお兄ちゃんが現れ「先に食券を購入してください。」と言う。その指示に従い入店し、左手にある券売機で標記限定メニューのボタンをポチっとな。1200円。再びベンチに腰かけているとお兄ちゃんが再度現れ食券を回収していった。並び始めてから10分ほどで開店時刻の11時に入店したと思われるお客が次々に退店し始め、入れ替わりに入店できた。あまり待たずに済んだのもラッキー。
 麺は幅が4mmほどの縮れた平打ち。配膳までの間、厨房を見ていると、麺をテボに入れる前に体重をかけながら両手で十分に揉んでいた。麺には既に香味油と塩ダレが絡めてあるので、丼の底から何度も混ぜ返す必要はなく、具材が大体均一に散れば準備完了。前述のように麺には香味油が既に絡めてあるのでツルツルとすすることができる。軽く歯応えを感じた後にモチモチとした食感が続く。香味油と塩ダレにマスキングされているが、噛んでいると小麦の風味を少し感じられるようになる。特段の表示等はないが、こちらのお店のことだから当然自家製麺だろう。具材は千切りのチャーシュー、醤油漬けの刻みニンニク、モヤシとニラを中華鍋で炒めたもの、メンマ、鶏挽肉の肉味噌に糸唐辛子。味わいはそれほどコッテリとはしていないので香味油は植物性のものだろう。Twitterには自家製のオイスターソースを使っているような記述があったが、魚介の存在には全く気付かなかった。全体的にはチャーシューと鶏肉味噌の旨味が強く、炒めモヤシとニラのシャキシャキ感がアクセントになって非常に食べやすい。ただ、自分的にはちょっとしょっぱく感じる。一通り油そばとして楽しんだら今度はつけダレに潜らせてつけ麺スタイルで食べてみる。ザクっと切ったミツバが浮くつけダレは、牡蠣の風味がしっかり漂うもののかなりしょっぱい。そのしょっぱさを我慢して麺をドボ浸けすると、油分が落ちてサッパリした味わいになるとともに牡蠣の風味と旨味が麺にまとい付く。ただ、その程度は軽めで、油そばをわざわざつけ麺にして食べるメリットがそれほど感じられない。今思えば、前述のつきひのどろどろペースト状つけダレはそれに対する一つの答えだったように思う。このため、好みの問題だが、このメニューに関しては油そばスタイルの方が美味しく感じられた。麺量は220〜240gくらいだろうか。結構あったように思うが、2種類の食べ方ができるので全く飽きることなく食べ終えた。つけダレがまだたっぷりと残っていたので、厨房の店員さんにスープ割りが可能か尋ねたところ「用意していない。」と申し訳なさそうに返答があった。もったいなーと思いつつも、このしょっぱいつけダレを直接飲むわけにはいかないので諦めて退店した。
 この和えつけ麺スタイル、食材や光熱費の高騰に伴いラーメンの提供価格が上昇しているので、それに対するサービス向上策の一つとして今後提供するお店が増える気がする。

・お気に入り度:〇+

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