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焼豚麺@とら屋・北上市

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写真: 焼豚麺@とら屋・北上市

写真: 河豚そば@南部屋路ばた・盛岡市 写真: 味噌とんこつ@とんこつの王様花巻店・花巻市

手打中華 とら屋
  北上市常盤台3-1-31

 福島県白河市の超人気店とら食堂直系のお店が岩手県にあること自体奇跡に近い。厨房には中年男性が2人で、どちらかがとら食堂で修業した店主さんなんだろう。前回は白河ラーメンの定番メニューのワンタン麺だったので、今回はもう一つの定番 焼豚麺狙いで訪れた。910円。
 麺は手打ち手もみの平打ちで、麺幅は4mmほどと白河ラーメンらしい形状だ。自家製の多加水麺だが手もみ麺のためツルツル感はないが、噛み始めは軽くシコッとしていて、噛んでいるうちにモチモチに変化して食べ飽きない。スープは前回が豚が強めだったが、今回は鶏がバンバン効いている。さらに鶏油の風味も加わって鶏、鶏、鶏といった味わいに仕上がっている。その後、遅れてカドの取れた円い醤油の風味を感じた。卓上にガラス容器に入った刻みタマネギがあったので、味変のため途中で投入してみた。劇的に味が変わるわけではないが、スープの強い鶏風味が少し和らぐとともに、シャキシャキとした食感が加わって、飽きることなく食べ進むことができた。チャーシューはロースが3枚、バラ肉ロールが2枚にカブリ1枚と3種類が載る。いずれも周囲を食紅でうっすらと染めてあるものの、本場白河市のように炭火で炙ってはいない。ロースはサッパリとした味わいで、旨味はあるもののそれほど濃い味ではなかった。バラ肉は赤身部分で肉の旨味が、脂身で甘味が味わえるが、これもそれほど強い味ではなかったのは意外。カブリはしっかりとした旨味が感じられ美味。その他にはメンマ、冷凍物ではなく生を茹でたホウレンソウ、ナルト、海苔に薬味の木口切り白ネギ。
 チャーシューがたっぷりで、麺量も180g前後と思われるほどそれなりにあるので、完飲するとそれなりの満腹感が得られた。これなら値段相応だろう。

・お気に入り度:○+

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